作詞:nk作編曲:ぺーじゅん
縁(えん)の下(した)から機会(きかい)を窺(うかが)うのは
見(み)つからないよう 抜(ぬ)け出(だ)す為(ため)
快適(かいてき)に踏(ふ)み均(なら)した昼寝(ひるね)場所(ばしょ)が 名残惜(なごりお)しいけど
急(いそ)がなきゃ
「どこに行(い)くの?」なんて 訊(い)かないで
人目(ひとめ)についてちゃ駄目(だめ)なんだ
僕(ぼく)に翼(つばさ)がはえるなんて言(い)ったら
笑(わら)われるかな
猫(ねこ)も天使(てんし)になり得(え)るんだって
人(ひと)は知(し)らないから
だんだん指先(ゆびさき)が冷(ひ)えてきた
身体(からた)中(じゅう)の温度(おんど)が 一箇所(いっかしょ)に集(あつ)まっていく
ああ早(はや)くしなくちゃ
背中(せなか)がもうあったかくて仕方(しかた)ないんだ
「どこに行(い)くの?」なんて言(い)って 追(お)わないで
僕(ぼく)に気付(きづ)いても ついて来(き)てはだめだよ
僕(ぼく)に翼(つばさ)がはえるなんて言(い)ったら
笑(わら)われるかな
あなたの天使(てんし)になり得(え)るんだって
あなたもきっと知(し)らないから
僕(ぼく)に ずっとそうしてくれていたように
今度(こんど)は僕(ぼく)が あなたをずっと見守(みまも)るんだ
進化論(しんかろん)を無視(むし)して
花(はな)のように咲(さ)く
白(しろ)い花(はな)が 淡(あわ)く光(ひか)る
あなたが腕(うで)をひろげる時(とき)のように そっと
そっと 花(はな)のように咲(さ)く